井上荒野×角田光代「「わたし」が「あなた」に依存したとき、「わたし」が求めるものについて」 in東京

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井上荒野×角田光代「「わたし」が「あなた」に依存したとき、「わたし」が求めるものについて」

『ほろびぬ姫』文庫化記念

2016/6/10(金) 20:00~2016/6/10(金) 22:00

イベント受付開始時間 2016/6/10(金) 19:30~

B&B

  • 井上荒野×角田光代「「わたし」が「あなた」に依存したとき、「わたし」が求めるものについて」 イベント画像1


井上荒野さんの『ほろびぬ姫』が文庫化となって発売されました。

 

幸福な結婚生活を送っていると感じていた主人公・みさきの前に、ある嵐の日、行方不明だった弟を連れて来た夫。瓜二つのふたり=「あなた」を前に混乱するみさきに対して、夫はさらなる告白を重ねる。———「僕はもうすぐ死ぬんだ」。

そして、衰弱していく兄(=あなた)になりかわるように、弟(=あなた)はその存在感を徐々にしていき……。

本書は、女が男を愛するとき、取り替え不可能なもの、確かなものとは何か。翻弄しようとするものたちに挑んだ、サスペンスとたくらみに満ちたハードな愛の物語です。

 

今回B&Bでは、『ほろびぬ姫』文庫化を記念してトークイベントを開催します。

お相手にお迎えするのは、小説家の角田光代さん。

 角田さんが2013年に発表した小説に、『私のなかの彼女』があります。(文庫版は20164月より発売中)




















知識も教養もありセンスも良いひとつ年上の恋人を持つ主人公・和歌にとって、彼は「開けるたび未知の世界が拡張していく扉」のような存在だった。しかしある日、実家にある蔵で祖母が書いたと思われる本を見つけた和歌は、それを機に自らも小説を書き上げ、作家としての道を歩み始める。しかし、仙太郎との関係は次第にねじれてゆき……。



本書は、恋人の抑圧、母の呪詛、仕事の壁、書くということ。すべてに抗いもがきながら、自分の道を踏み出す「彼女」と「私」の物語です。

おふたりには、『ほろびぬ姫』についてはもちろんのこと、お互いの作品について、さらに、この物語の大きなテーマでもある「夫婦関係」や「依存心(共依存)」、「人を愛するときに必要不可欠なもの」についてなど、広く伺っていきたいと思います。

 


普段から親交のあるお二人。

作家としての表情、女性としての表情、妻としての表情……、さまざまな素顔が伺える2時間になることでしょう。

どうぞお楽しみに。

 


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2016/5/31(火) 13:00~

2016/6/10(金) 20:30

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