《 新潮講座スペシャル 》 昆虫食の初歩!? イナゴの味を再発見! ──昆虫食入門・秋篇 in東京
イベントは終了しました
【講座概要】
1919年(大正8年)の昆虫学者・三宅恒方による「食用及薬用昆虫に関する調査」では、55種類が食用とされ、123種類が薬用として利用されていました。いまでも、イナゴ、ハチの子、カイコさなぎ、ザザムシが市販され、なかでも、イナゴとハチの子の佃煮は食品成分表にも載っています。江戸時代の文献を見ると「イナゴ蒲焼き売り」が登場します。「イナゴを串に刺し醤油をつけて焼きてこれを売る。旬の物なり」(『守貞謾稿』)。イナゴは秋の風物詩として、ハチの子と並んで、俳句の秋の季語でもあります。「とび上がるイナゴの腹に入日かな」(高浜虚子)/「イナゴ炒る炉のかぐわしき門過ぎぬ」(西島麦南)。本講座では、試食の時間を交えながら、欧米と違って昆虫との付き合いの深い日本における昆虫食の特徴を、イナゴを中心に考えてみたいと思います。
【日時】
2018年 10月19日(金)
18:30~20:00 全一回
(教室開場は30分前です)
【受講料】
3,240円(税込)
【講師紹介】
内山昭一(うちやま・しょういち) 1950年、長野市生まれ。昆虫料理研究家。1998年、「世界の食用昆虫展」(多摩動物公園)を機に、友人たちとともに昆虫料理研究会を立ち上げて以来、味覚、食感、栄養等、あらゆる角度から食材としての昆虫を研究。著書に、『楽しい昆虫料理』(ビジネス社)、『昆虫食入門』(平凡社新書)、『食の常識革命! 昆虫を食べてわかったこと』(サイゾー)、『人生が変わる! 特選 昆虫料理50』(木谷美咲との共著、山と渓谷社)、『食べられる虫ハンドブック』(監修、自由国民社)等がある。昆虫料理研究会代表。NPO法人食用昆虫科学研究会理事。
【講座の内容(予定)】
・欧米と日本の昆虫観の違い
・日本の伝統食としての昆虫食
・昆虫にも旬がある
・イナゴは日本の代表的な食用昆虫
・江戸期の文献に見るイナゴ
・イナゴは秋の風物詩
・イナゴで稼ぐ
・イナゴンピックの試み
・安全に昆虫を食べるには
etc.
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チケット情報
このチケットは主催者が発行・販売します
2018/10/19〔金〕18:30~ 「昆虫食の初歩!? イナゴの味を再発見!」 受講料(税込 3,240円)
販売条件
電話お申し込みの方は、
03-3266-5776
へ御連絡ください(受付時間:平日10時~18時)。
お支払いいただいた受講料は、キャンセルもしくは欠席の場合でも原則としてお返しいたしません。
お支払い方法
チケットの取出し方法
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お問い合わせ先
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【月~金曜】10時~18時(祝日・年末年始を除く)
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