石山さやか×長嶋有×衿沢世衣子「人を通して場所を描くこと/場所を通して人を描くこと」『サザンウィンドウ・サザンドア』 in東京
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イラストレーター・石山さやかさんによる初の漫画単行本
『サザンウィンドウ・サザンドア』が、祥伝社より好評発売中です。
ある団地を舞台に、さまざまなバックグラウンドを持った「ふつうの人」たちに
1話ずつスポットを当てたオムニバス形式で繰り広げられる本作。
それぞれの物語から覗く生活の断片と、ちょっとずつ交錯する人間模様の綾が、
漫画ファンのみならず、いわゆる「団地好き」の人々も魅了しています。
今回B&Bでは、本作の重版を記念して、
同じく集合住宅が舞台の『三の隣は五号室』(中央公論新社)を昨年刊行した作家・長嶋有さんと、最新作『うちのクラスの女子がヤバい』が話題の漫画家・衿沢世衣子さんをゲストに、本作のグッとくるポイントのみならず、人間を通して場所を描くこと/場所を通して人間を描くことについて語り明かします。
どうぞお楽しみに!
【出演者プロフィール】
石山さやか(いしやま・さやか)
イラストレーター、漫画家。1981年埼玉県生まれ、東京都在住。都内の広告代理店で勤務後、2011年よりイラストの仕事をはじめ、2013年から漫画を描きはじめる。これまでの主な仕事は雑誌挿絵、書籍装丁、CDジャケットなど。祥伝社のWEBコミックサイト「FEELFREE」にて連載していた漫画『サザンウィンドウ・サザンドア』を2017年1月に単行本として発売。
http://shiya.jp/
長嶋有(ながしま・ゆう)
1972年生まれ。「サイドカーに犬」で文學界新人賞を受賞し、デビュー。2作目の「猛スピードで母は」で芥川賞、『夕子ちゃんの近道』で大江健三郎賞、2016年にはデビュー15周年記念作品『三の隣は五号室』を刊行、谷崎賞を受賞した。『タンノイのエジンバラ』、『問いのない答え』、『愛のようだ』、『フキンシンちゃん』、『観なかった映画』など名作多数。
衿沢世衣子(えりさわ・せいこ)
漫画家。東京生まれ。著書に『うちのクラスの女子がヤバい』(講談社)『シンプルノットローファー』(太田出版)『ちづかマップ』(小学館)など。
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