坂爪真吾×雨宮処凛「地方都市と性風俗シングルマザー~貧困の現在を語ろう」 in東京
イベントは終了しました
経済的困窮におかれたシングルマザーの中でも、デリヘルなどの性風俗店で働く人たちが増えています。
首都圏に比べて賃金も低い、働き口も少ない、行政の公的サービスも十分ではないという地方都市において、「性風俗シングルマザー」はどのように仕事と育児をこなし、貧困から脱出しようともがいているのでしょうか?
地方都市で困難な状況に直面する彼女たちと社会福祉をつなげようと、性風俗店での無料法律相談を実施する著者の坂爪真吾さんが、現場の声を丹念に拾いつつ単なるルポの枠を超えて、具体的な問題解決策まで提案した一冊『性風俗シングルマザー 地方都市における女性と子どもの貧困』がこの度発売されました。
今回の刊行記念トークイベントのゲストには、作家・活動家の雨宮処凛さんをお招きしました。デビュー当時からずっと貧困・格差の問題に取り組みつづけた雨宮さんにとって、こうした地方都市に生きる「性風俗シングルマザー」の実態はどのように映るのでしょうか。そして、彼女たちに出口はあるのでしょうか。
坂爪さん、雨宮さんがそれぞれの現場からの視点で、縦横無尽に語り合います。
【出演者プロフィール】
坂爪真吾(さかつめ・しんご)
1981年、新潟市生まれ。一般社団法人ホワイトハンズ代表理事。東京大学文学部卒。新しい「性の公共」をつくる、という理念の下、重度身体障害者に対する射精介助サービス、風俗店で働く女性の無料生活・法律相談事業「風テラス」などで現代の性問題の解決に取り組んでいる。2014年社会貢献者表彰。著書に『はじめての不倫学』『性風俗のいびつな現場』『セックスと障害者』『セックスと超高齢社会』『「身体を売る彼女たち」の事情』など。
雨宮処凛(あまみや・かりん)
1975年、北海道生まれ。作家・活動家。フリーターなどを経て2000年、自伝的エッセイ『生き地獄天国 雨宮処凛自伝』(太田出版、ちくま文庫所収)にてデビュー。2006年から貧困・格差の問題に取り組み『生きさせろ! 難民化する若者たち』(太田出版、ちくま文庫所収)でJCJ賞(日本ジャーナリスト会議賞)受賞。著書に『「女子」という呪い』(集英社クリエイティブ)、『非正規・単身・アラフォー女性』(光文社新書)、対談集『この国の不寛容の果てに 相模原事件と私たちの時代』(大月書店)など多数。
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チケット情報
このチケットは主催者が発行・販売します
1500 ticket + 500 drink(税別)
2,200円
販売条件
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