ドリアン助川×ドミニク・チェン「まだ見ぬ地平と大いなる共感」 in東京
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『未来をつくる言葉~わかりあえなさをつなぐために』が好評を博しているドミニク・チェンさん。
デジタル・コミュニケーションを研究する筆者の生い立ちと家族史を重ね合わせて書かれた本書は、他者との関係の結び方を独特の筆致で伝えています。
そこに、「コモンウェルズ(大きな意味での連帯、福祉、公共性)への道程をこんなにも説得力をもって展開した本はない」と、詩人であり作家でもある稀代の表現者、ドリアン助川さんが共感したところから、この組み合わせが実現しました。
厳しい感染禍の中、私たちはどう世界を受け止め、共に在ることができるのか――貴重な2時間を、どうぞお楽しみに。
こちらのサイトから、ドリアン助川さんの感想が読めます。
新潮社該当サイト
【出演者プロフィール】
ドリアン助川(どりあん・すけがわ)
1962年東京生まれ。明治学院大学国際学部教授。作家・歌手。早稲田大学第一文学部東洋哲学科卒。日本ペンクラブ常務理事。長野パラリンピック大会歌『旅立ちの時』作詞者。放送作家・海外取材記者を経て、1990年バンド「叫ぶ詩人の会」を結成。ラジオ深夜放送のパーソナリティとしても活躍。担当したニッポン放送系列『正義のラジオ・ジャンベルジャン』が放送文化基金賞を受賞。同バンド解散後、2000年からニューヨークに3年間滞在し、日米混成バンドでライブを繰り広げる。帰国後は明川哲也の第二筆名も交え、本格的に執筆を開始。著書多数。小説『あん』は河瀬直美監督により映画化され、2015年カンヌ国際映画祭のオープニングフィルムとなる。また小説そのものもフランス、イギリス、ドイツ、イタリアなど14言語に翻訳されている。2017年、小説『あん』がフランスの「DOMITYS文学賞」と「読者による文庫本大賞(Le Prix des Lecteurs du Livre du Poche)の二冠を得る。2019年、『線量計と奥の細道』が「日本エッセイスト・クラブ賞」を受賞。
ドミニク・チェン
1981年生まれ。博士(学際情報学)。NPO法人クリエイティブ・コモンズ・ジャパン(現コモンスフィア)理事、株式会社ディヴィデュアル共同創業者を経て、現在は早稲田大学文化構想学部准教授。一貫してテクノロジーと人間の関係性を研究している。著書に『フリーカルチャーをつくるためのガイドブック』(フィルムアート社)、『謎床』(晶文社、松岡正剛氏との共著)、監訳書に『ウェルビーイングの設計論』(ビー・エヌ・エヌ新社)など多数。
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