【新潮講座】 「あの戦争を知らない世代が、 次の世代に戦争を伝えるには」 in東京
イベントは終了しました
戦争体験者ではない自分が、子供たちに戦争をどう語るのか。体験していないことを自分の言葉にしてどう主体的に表現すればいいのか──。戦争の記憶の継承方法は、今、大きく変貌しようとしています。戦争体験は、体験者の「わたしの物語」から、戦争を知らない世代の「わたしの物語」へと、シフトチェンジしつつあるのです。これから迎えるであろう「戦争体験者のいない時代」とどう向き合うか。「戦争の証言者がいない時代」に向けて、戦争の記憶とそれをめぐる語りを、どう伝えていけばいいのか。中国残留孤児だった父親や、多くの戦争体験者を取材してきた講師のこれまでのやり方や、「子供たちにどう戦争を伝えるのか」という今取り組んでいることを紹介し、戦争の記憶と記録を次世代に継承するためのこれからの方法について、皆さんと一緒に具体的に考えます。
【講師紹介】
城戸久枝(きど・ひさえ)
1976年、愛媛県生れ。徳島大学総合科学部卒業。同大在学中に、中国の吉林大学に国費留学。貿易会社、出版社勤務を経て、フリーランスのライターに。国交のなかった1970年に中国から自力で帰国した元戦争孤児の父の足跡を追った『あの戦争から遠く離れて──私につながる歴史をたどる旅』(情報センター出版局)で、大宅壮一ノンフィクション賞、講談社ノンフィクション賞、黒田清JCJ新人賞を受賞。同書は「遥かなる絆」のタイトルでTVドラマ化も(2009年にNHK「土曜ドラマ」で連続放映された)。2018年8月には新潮文庫版を刊行。他に『祖国の選択──あの戦争の果て、日本と中国の狭間で』(新潮文所)、『黒島の女たち──特攻隊を語り継ぐこと』(文藝春秋)等の著書がある。
【日時】
2018年 8月3日(金)、8月17日(金)
19:00~20:40 全2回
(教室開場は30分前です)
【受講料】
6,480円(税込 3,240円×2回分)
【各回の内容】(予定。順不同)
・子供と一緒に「戦争とは何か」をちゃんと考えるために必要なこと
・自分が体験していない「あの戦争」の子供への伝え方
・「家族」のことを記録するということ──『あの戦争から遠く離れて』の場合
・「聞き取る」「書く」「記録する」「伝える」具体的な方法
・戦争の「記憶」を次の世代に手渡すために
etc.
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チケット情報
このチケットは主催者が発行・販売します
8/3(金)、8/17(金)「あの戦争を知らない世代が、次の世代に戦争を伝えるには」受講料(税込 3,240円×2回分)
[販売期間] 5/15(火) 10:00~8/3(金) 19:00
「あの戦争を知らない世代が、次の世代に戦争を伝えるには」二回目のみ受講 8/17〔金〕1回分受講料3,240円(税込)
[販売期間] 8/3(金) 20:40~8/17(金) 19:00
販売条件
電話お申し込みの方は、
03-3266-5776
へご連絡ください(受付時間:平日10時~18時)。
お支払いいただいた受講料は、キャンセルもしくは欠席の場合でも原則としてお返しいたしません。
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