「3331 こども芸術学校」とは、芸大・美大卒の絵画講師陣、フィルムカメラの専門店、版画工房、カフェのシェフらが先生をつとめる夏の特別プログラム。先生はいずれもその道の専門家。
道具の使い方から新たなものの見方まで、ものづくりのあれこれを伝授します。いつもの図工の時間では体験できないさまざまな創作プログラムを通して、楽しみながらこどもたちの「観察」「工夫」「探求」する“ちから” を育みます。
3D映像は、ものが飛び出して見えたり、奥行きが感じられたりする映像です。
一つの映像を別々の角度から同時に二つ撮影し、画像を合成する。 両目ならずれて見えるけど、サングラス状の特殊な眼鏡で見ると、右と左の映像を別々にとらえ、脳の中で合成して立体感を感じることができます。
それはすなわち、人間の「眼」のメカニズムを利用して見えてくる映像ということです。
この3D映像をたっぷりと体感すべく、まずは自分だけの3D眼鏡を作ります。
自作の3D眼鏡を通して、ある特別な画像を見るとあら不思議。
手を伸ばしたら掬い取れるかも、、と思わせるくらい、画像が飛び出して見えます。
この飛び出し3D映像をふんだんに利用した「手作りプラネタリウム」をひっさげて、講師のヒゲキタさんは石川県からやってきます!
全てヒゲキタさんによる手作りで作られたプラネタリウムで、迫力満点の3D映像が体験できます。
アナログな作りのようですが、大人もこどもも楽しめるアトラクションです。
プラネタリウムのドームの中から、歓喜の声が聞こえてきます。
是非この機会に体験してください。
[講師]
工房ヒゲキタ
[講師プロフィール]
工房ヒゲキタ
石川県金沢市で『手作りプラネタリウム・手作り3D映像の全国出張投映』と『工作教室の出張指導』をおこなっています。1997年から始めて18年間で総入場者数17万人。今までに全国27都道府県に出張投映しています。プラネタリウム投影機は手作りのピンホール式。6等星まで約6000の星が投影でき、学習投影や宇宙についての質問にも答えます。
学研科学大賞優秀賞を受賞。
★講師コメント
みんなは3D映画を見たことあるかな。映像が飛び出して見える3D映画は最新の技術みたいだけど、実は、どうして飛び出して見えるかを科学的に研究してはじめて発表したのは200年くらい前のイギリスの科学者。まだ写真も発明されたばかり。日本だと江戸時代。3Dはそんなに昔からあるんだね。3D映画も100年くらい前から作られている。今日は家でも簡単に楽しめる3D映像を体験してみよう。
[実施日時]
8月21日(日)F-1/10:00-10:45
8月21日(日)F-2/11:15-12:00
8月21日(日)F-3/13:30-14:15
8月21日(日)F-4/14:45-15:15
8月21日(日)F-5/15:45-16:30
[定員]各回15組
*但し、1組あたり子ども1名+保護者大人1名 合計2名
[料金]1,000円(材料+3Dプラネタリウム鑑賞代込み)
[持ち物、服装]
・はさみ