稲垣聡ピアノリサイタルシリーズ（全３回） in大阪

Name: 稲垣聡ピアノリサイタルシリーズ（全３回）
Start: 2021-11-04T19:00:00+09:00
End: 2021-11-04T20:00:00+09:00
Location: あいおいニッセイ同和損保 ザ・フェニックスホール

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稲垣聡ピアノリサイタルシリーズ（全３回）

《ルートヴィヒの遺言～最後の3つのソナタとともに～》 Vol.1

2021/11/4(木) 19:00～2021/11/4(木) 20:00

あいおいニッセイ同和損保ザ・フェニックスホール

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ベートーヴェンと権代敦彦の『祈り』の世界‼

バッハから数々の新作初演や舞踊とのコラボレーションなど、多彩な活躍をみせる稲垣聡（相愛大学教授）が、ベートーヴェン・イヤーを機に最後の三つのソナタを軸に近現代作品を交差したプログラムによる3ヵ年プロジェクトをスタート。

初回は「祈り」をテーマにバッハと権代敦彦作品をベートーヴェンと対峙させる。約300年の時の流れを2時間で体感するスケールの大きなプログラムにご期待ください。

※新型コロナ感染症の影響により一年順延しての開催となります。

Program

〇J.S.バッハ：平均律クラヴィーア曲集第1巻より第13番嬰ヘ長調 BWV858

　　　　　　平均律クラヴィーア曲集第2巻より第14番嬰ヘ短調 BWV883

〇ベートーヴェン：幻想曲ト短調 op.77、ピアノソナタ第30番ホ長調 op.109

〇権代敦彦：R.I.P.Glas ～弔鐘～ (1999)

　　　　　狂ったように、狂ったように、私も光を求める(2000/2001)op.61　

　　　　　ピアノのための“Mi～霊～”(2019)op.170

稲垣聡　Satoshi Inagaki,Piano

バッハから新作初演、またダンス、美術、オペラなど多ジャンルとのコラボレーションにも取り組む多彩なオール・ラウンダー。

滋賀県立石山高等学校音楽科を経て、桐朋学園大学音楽学部演奏学科ピアノ科卒業。フランス国立リヨン高等音楽院第3課程(大学院課程)修了。

1991年平和堂財団芸術奨励賞、東京現代音楽祭室内楽コンクール《競楽》入賞、1992年第４回宝塚ベガ音楽コンクールピアノ部門第１位・特別賞、2003年滋賀県文化奨励賞受賞。国内各地でのリサイタルなどソロ活動をはじめ、内外のアーティストとの共演やレコーディングなどアンサンブルピアニストとしても活躍している。特に2000年東京文化会館とびわ湖ホールで開催したJ.S.バッハと20世紀作品によるリサイタルや、2003年東京オペラシティ・リサイタルシリーズB→Cでのピアニスト中川賢一とのデュオ・リサイタルは大きな話題となった。近年では、サントリーホール・チェンバー・ミュージックガーデン、びわ湖ホール主催「ベートーヴェン・ピアノソナタ・ツィクルス」等に出演。

現代音楽の分野においても、これまでにISCM (国際現代音楽協会)、東京の夏、サントリー芸術財団主催のサマー・フェスティバルや作曲家の個展等に出演、また武満徹作曲賞、芥川作曲賞、日本音楽コンクール作曲部門の本選作品など数多くの作品を手掛けており、海外でもパリ、ベルギー、イギリス、ハンガリー、アメリカ、メキシコ、韓国、台湾等に招かれ内外より高い評価を得ている。ソリストとしてこれまで東京響、東京フィル、新日本フィル、桐朋学園オーケストラ等と共演。また、俳優、美術家、舞踊家など様々なジャンルとのコラボレーションも多く、これまでにトーキョーワンダーサイト、第4回アジア舞台芸術祭(台北)、A.A.P.第3回ブヨウ公演(京都府立府民ホール・アルティ)等に出演。オペラにおいては、創作オペラの制作や音楽スタッフとして携わり、團伊玖磨「夕鶴」(ハイライト)、G.C.メノッティ「電話」等の舞台監修、G.フリド：モノ・オペラ「アンネの日記」(演奏会形式舞台上演)の演出を行う。

現在アンサンブル・ノマドのメンバー、相愛大学音楽学部・同大学院音楽研究科教授。